2016年07月20日

未綴じ本の販売

『我輩は猫である』英語版について
九ポ堂の翻刻英語版『I AM A CAT』


I AM a Cat
Kinnosuke Natsume
Tranlated by Kanichi Ando / Revised by K.Natsume / 1906

原作者:夏目金之助 英訳者:安藤貫一 口絵:橋口五葉

■販売価格 ¥2,700(税込)※送料は別途かかります。
■四六判(アンカット) 168ページ 本文:オフセット印刷 表紙:凸版印刷
■二章までの収録となっております。
問合せ先:九ポ堂
http://www.kyupodo.com/neko/
※7/8〜8/28の期間、ネットショップは一時お休み。


(近藤)
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2015年12月22日

本紹介

17世紀オランダで書かれた「製本作業ノート」の未綴じ本

 東京製本倶楽部HP宛てにDirck de Bray “A SHORT INSTRUCTION IN THE BINDING OF BOOKS”、1658年にオランダで書かれた「製本作業ノート」未綴じ本出版の情報提供があった。オランダの製本職人Brayが書き残したイラスト入りの製本作業ノートである。当時の製本作業や使われた道具について細やかに書かれた手書きのノートで、特に15葉のカラーイラストが貴重である。1977年にこの本のオランダ語/英語の二か国語翻刻版が出版されており、ノートは約9cm×8cmのオリジナルのサイズのファクシミリ版で、翻刻版は16,5cm×10,5cm縦長の大きさの良質の紙で出版された。
今回紹介するのは2012年に出版された新版である。やはりオランダ語/英語の二か国語翻刻版だが16,5cm×23,5cmの横長判型である。見開き左側に翻刻テキストが、右側にノートとイラストの印影が印刷されている。1977年版の編者とも協議して、訳の改良を加えたと言う。500部限定で出版されたが、現在は未綴じ本のみが入手可能である。1冊39ユーロ。支払いは銀行振り込みまたはPaypalを利用できる。
以下のサイトで本の中身を確認することができる。

http://www.ganzenweide.nl/Home/De_Bray_in_English_files/De%20Bray%20LowRes.pdf
出版の詳細や注文・購入については以下のサイトを参照して欲しい。
http://www.ganzenweide.nl/Home/De_Bray_in_English.html 




フランスから新たな現代ルリユール作品集刊行

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 フランスのEdition FatonsからYves Peyré “ Histoire de la reliure de création”が出版された。「創造的ルリユールの歴史」というタイトルの本書は、パリのサント・ジュヌヴィエヴ図書館がこれまでに収集した19世紀以降の代表的なルリユール作品450点以上がカラー印刷で収録されている。ほとんどの作品がこれまでのカタログや出版物に掲載されておらず、表紙だけではなく見返しを撮影した写真が多いのが特徴である。フランスに限らず諸外国の製本家の作品が紹介されており、東京製本倶楽部代表・藤井敬子さんの作品も掲載されている。
 「19世紀から20世紀への転換点で新たな工芸:創造的ルリユールまたは製本工芸が生まれた。ルリユールは単なる職人仕事ではなく、前衛的リズムでの旺盛な想像力の場となってアート・シーンへ足跡を残した。ジャポニスムからアール・ヌーボー、アール・デコから機能主義、シュルレアリスムから構成主義、1980年代のミニマリズムやバロック的傾向などあらゆる実験に適応し、時には建築との驚くべき平行性を織りなしている。」(出版社パンフレットから)
 360ページ。30cm×23cm。上製本。布装、ジャケット。49ユーロ。詳細および購入は以下のサイトから出来る。
http://www.faton-beaux-livres.com/livre/histoire-reliure-creation-collection-b-s-g.4198.php
(以上2点、岡本)




内田嘉吉文庫修復に関する展示パンフレット

千代田Web図書館の「コレクション」に『内田嘉吉文庫の修復報告』が収録されました。
修復後の本も特別研究室でご覧いただけます。
「100年後も手に取れる本に 〜内田嘉吉文庫修復報告〜」展示解説パンフレット
著者 日比谷図書文化館特別研究室
出版社 日比谷図書文化館
発行日 2015.06  図書タイプ PDF
https://weblibrary-chiyoda.com/

内田嘉吉文庫をはじめ、旧一橋図書館本、明治期以前の和本など約20000冊の図書を活用した、展示やセミナーなどの活動がまとめられた特別研究室サイトページからもダウンロードできます。
http://hibiyal.jp/hibiya/labo/tokubetukenkyusitsu-main.html

(藤井)
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2015年11月27日

記事紹介

製本関連記事

『ENGLISH JOURNAL』12月号 
「あっぱれ! ジャパニーズ FILE #93」
國方コックラムみどりさん(美術工芸製本家)のインタビューが掲載されています。

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http://www.alc.co.jp/ej/

(編集室)
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2015年07月22日

仮綴じ本販売

仮綴本 夏目漱石『吾輩は猫である』  九歩堂版

■本書は仮綴本ですので、ルリユールの素材としてお使いいただけます。
・糸かがりは二個所留めですが、昔の糸より強度があるので、このままでも繰り返し繙読に耐えるはずです。
・前後に見返しを添えて寒冷紗で背固めし、強度を増しました。
・表紙は九ポ堂デザインおよび印刷のソフトカバーです。本文と表紙の接着部分を表見返しの一個所だけとしました。
後見返しにノリ付けしていないので、繙読時に背表紙が傷むのを幾らか防ぎます。
気になる方は普通のノリで背固めしていただきますと、並製本に近い状態になります。


■今回の『吾輩は猫である』は「寸珍版」を底本としています。
気っ風の良い江戸弁によるルビをご堪能下さい。
このテキストでしか味わえない醍醐味を提供するものです。
編者は、これが生前の漱石による唯一の「著者認定本」であると考えています。

■販売価格 \5,400(税込)※送料は別途かかります。
■四六判 596ページ 本文:オフセット印刷 別刷カラー図版(浅井忠、中村不折)
表紙:凸版印刷(2色+空押し)

詳細および申し込みは九歩堂HPをご覧下さい。
http://www.kyupodo.com/neko/

製本してみて
とじつけ製本を制作しました。39折と多いので、解体と綴じは多少手間がかかります。


慎重に解体すれば、補修の必要はありません。
図版は結構しっかりと貼ってあります。60番の麻糸で綴じ、普通に丸背ができました。


(近藤理恵)
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2015年01月20日

イタリアの出版社

印刷の美、ALBERTO TALLONE EDITORE
A small publisher of beautiful books


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ALBERTO TALLONE EDITORE(アルベルト タローネ エディトーレ)は北イタリア、トリノにある家族でやっている小さな出版社で印刷(TYPOGRAPHER)、製本工房です。
全て17世紀から続いている伝統的な工法により手作りで本を作っています。
1939年にAlberto Tallone氏がパリでの印刷の修業を終えてトリノで始めました。
現在はAlberto Tallone氏の息子Enrico Tallone氏と孫の御嬢さん二人ElisaさんとEleonoraさんが工房を引き継いでいます。
Tallone工房は昔からの伝統的な手法で、昔から引き継いでいる活字を使い完全な手作りで製本まで行い、
美しい本を作ると言う事だけに専念しています。
Tallone工房で作られる本は出版部数が限られており一冊一冊に番号がふられています。
印刷する紙も上質のコットンペーパーを使用しヨーロッパのみならず中国、日本の手作り紙を使用することもあります。

Tallone工房の本を紹介した英文がありますので紹介させて頂きます。
The design of Tallone’s editions, each sporting an original typographical architecture,
become famous for the quality of its print, the relevant of the published works, the
elegant layouts, the slender formats, the exclusive characters from hand- crafted
stamps, the valuable and exotic paper sheets, in pure cotton that last through the centuries.
(”Italy 24" A small publisher of beautiful books is the talk of the town among New York bibliophiles by Stefano Salisより)→リンク

その他の特徴としましては17世紀の芸術家が作った文字の刻印も所持しており、
印刷文字、紙、透かし模様(15世紀の透かし模様も再現)、インクに至るまで
Tallone工房の美的見地より美をとことん追求した本が制作されています。

ご興味のある方は、Tallone Editoreのホームページhttp://www.talloneeditore.com をご覧いただき、
またもう少し詳しい本の情報が必要な方はメールで連絡をお願いいたします。
サンプルの本をご覧になりたい方もご一報ください。

Tallone Editore 日本窓口 
CLN日本代表 沼田 滋
s.numata@it.cln.gruppocln.com
03-6205-3456

posted by 東京製本倶楽部 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする