2019年07月02日

映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』

IMG_9596.jpg

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を観てきました。http://moviola.jp/nypl/
失礼ながら、こんなコアな映画お客さん入るのかしらと思っていたのですが(フレデリック・ワイズマン監督、岩波ホールさん、本当にごめんなさい)、映画の日にお得に見ようと思ったら当日券完売で泣く泣く退散。リベンジで次の日に30分並んで無事に席に着くことができました。見事に満席。

さて、内容ですが、ニューヨーク公共図書館で働く人々、講演などに招かれる作家や学者・アーティストなど、そして利用する人々の姿を追ったドキュメンタリーです。宣伝文句にもあるように、こんなことまで図書館の仕事としてやっているんだ!という驚きも多々ありました。(以下、ネタバレあり)

図書館はもちろん誰もが利用できる場所ですが、地域のすべての人に平等に情報をというだけではなく、情報を得る方法の指導や環境の整備まで考えて実践し、こうした地域への貢献を行政に訴えて予算獲得に積極的に動いている姿勢が印象的でした。

また、予算を出すニューヨーク市が図書館に求めていることと、図書館がやるべきこと・やっていること・やりたいことをどう擦り合わせていくか、重ねて議論されていました。

本はもちろん、写真や印刷物のコレクションやそれらの資料に対する職員の情熱も描かれています。そして、面白そうな講演会やイベントの数々。私もその一人ですが、おそらくこの映画を見た人が誰もが「行ってみたい」と思ったのではないでしょうか。

こうした海外の素晴らしい施設が紹介されると、とかく「日本は…」と批判的に言ってしまいがちですが、比較対象として捉えるよりも純粋にドキュメンタリーとして面白かったです。もちろん日本の図書館で頑張ってくださっている皆さんにとって、これからの図書館をより良くしていくヒントがいっぱいだと思います。

東京でもまだこれから上映開始の館がありますし、北海道から沖縄まで全国で公開されますので、ご興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょう。ただし、上映時間は3時間半です!お尻痛くなります!

(さ)
posted by 製本部 at 23:49| Comment(0) | No Category | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]