2020年05月30日

両刃のナイフ情報

ルリユールの道具のひとつに、ポワントと呼ばれる両刃のナイフがあります。
私はこれを使わないで済むレベルのスキルなので、ほとんど使いませんが
手に入りやすくリーズナブルな両刃のナイフを見つけたので、ご紹介いたします。
(日本製の模型用ホビーナイフなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが)

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ミネシマの「ホビーナイフ」、大と小の2タイプあります。
定価は1200〜1300円ですが、1000円ほどで販売しているショップもあります。
少し厚みがあり、刃先はシャープで切れ味は良いです。
お値段の割には、かなり使えるのではないかと思います。


大きさはこれくらい。
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革のコバすきもできました。小回りもきいて、細かいナミナミにも切れる。
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使わないと言いながらも道具好きなので、以前に海外のネットショップで製本用のポワントを買ったことがありますが、あまりにチャチでびっくりしたものです。
その他は、手打ちの刃物を扱う専門店に行き、切り出し刀の両刃のものを見つけては買ったりしましたが
このホビーナイフのようなサイズは見かけなかったので、なかなか良いかなと思います。


(柚本)

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2020年05月29日

本紹介

『作家の犬』『作家の猫』
発行:(株)平凡社

ここで言う「作家」とは、詩や文章を書く人だけでなく美術、工芸などの芸術家も含まれます。その作家が飼っていた犬や猫とのくらしや家族を交えたエピソードなどが、豊富な写真と共に綴られています。

『犬』のトップバッターは志賀直哉。犬だけでなく動物全般お好きだったようです。菊池寛、川端康成、中野重治と文壇の重鎮が名を連ねます。犬種や犬の名前が述べられている場合もあり、作家の印象とマッチしていると思わず頷いてしまいます。

かわって『猫』のトップバッターは、やはりこの方。夏目漱石。掲載されている画家で挙げると熊谷守一、藤田嗣治が有名でしょうか。私は猫が好きなので、内田百閧ェ失踪した猫を探す話に心を痛め、火鉢で暖をとる室生犀星の猫のかわいさに悶絶しました。

作家が動物と接する姿は微笑ましく、本全体が動物に対する愛情に溢れています。一作家の内容は少なめで読みやすく、どの作家から読み進めても楽しめる構成となっています。私は持っていませんが、『作家の食卓』もあるようですよ。

(中野)

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2020年05月26日

本紹介

私の希覯本〜豆本とその周辺
今井田勲


タイトルに惹かれて手に取りましたが、希覯本といっても豆本に限定したピンポイントな内容のものでしたが
「共産圏の豆本」という一節が、ちょっと興味深く読みました。
ハンガリーは昔から豆本の盛んな国で蒐集家も多く、豆本売買による利殖のアドバイス本も存在するということ。
ロシアでも豆本は盛んらしく、そのような共産国でなぜ豆本人気が集まるのか、理由は不明と結ばれていましたが…


想像するに、共産圏の国では、本棚にずらっと蔵書を並べるという資本主義的な光景ははばかられるので、
目立たないようコレクションするのに、ミニチュアがぴったりだったのではないかと…
本当のところはどうでしょうか。


ヨーロッパの豆本には、淑女のマナー&エチケット虎の巻や祈祷書などがあったらしいですが、
古い映画のなかで、レディが手のひらサイズの豆本を持っているのを見た事があります。
舞踏会のシーンで、女性たちの扇のストラップのようにぶら下げる形で持っており、
ダンスを申し込んだ相手の男性の名をそこに書くという、正確に言うと本ではなく手帳として使っているようでした。
見た目はハードカバーのしっかりした美しい豆本だったんですが。
映画は「風と共に去りぬ」だったように思いますが、記憶がおぼろげです…


あの映画のタイトルを、何とか思い出したい…


(柚本)

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posted by 製本部 at 17:39| Comment(0) | books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする